匠

尊敬する師匠が厚生労働省から表彰されたので、

そのお祝い「現代の名工」受賞祝賀会に行ってまいりました。

 

 

理容師・理容室の管轄は厚生労働省になります。

国家資格の免許証にも厚生労働大臣の名前が入っており、

理容室を開業する時は保健所に届出をすることになっています。

 

 

「現代の名工」は卓越した技能者表彰という制度で、

昭和42年度の第一回の表彰から現在まで、毎年行われている歴史あるものです。

 

 

”卓越した技能者を表彰することにより、

広く社会一般に技能尊重の気風を浸透させ、

もって技能者の地位及び技能水準の向上を図るとともに、

青少年がその適性に応じ、誇りと希望を持って技能労働者となり、

その職業に精進する気運を高めることを目的としている。”

 

（厚生労働省ホームページ参照）

 

 

 

1～20部門の職業に分類され、理容師（生活衛生サービス業）の他に、

金属製造業や金属加工業、染色やタイル張工、造園や飲食物調理等々、

各職業で極めて優れた技能を有している方々に贈られます。

 

 

そのような素晴らしい賞を受賞されて、弟子の僕も嬉しく誇らしい気持ちになりました。

 

 

 

ホテルの大宴会場はとても豪華で、その規模には驚かされました。

祝賀会には全国各地から本当に多くの方々がお祝いに駆けつけていて、

業界関係でなく、議員の方や地元企業の方々等々…師匠の交友関係の広さにも脱帽です。

 

思いがけず、僕もコンテスト（理容競技大会）に励んでいた時の仲間やライバル、

顔馴染みの方々に久しぶりに会えて本当に楽しかったです。

 

地方にいる人達は、こういう時じゃないとなかなかお会いできなくて。

お互いの近況や当時の昔ばなしをしていたら、あっという間に時間が過ぎていきました。

 

 

舞台の壇上で素晴らしいメッセージを話す師匠は本当にカッコ良かったです。

 

技術を追及することは人間性を高めることに繋がっていくと教えていただきました。

 

先生はそれを証明しつつ、ずっとずっと先を歩まれている。

僕ももっともっと成長していきたいという気持ちがより強くなりました。

 

 

先生、本当におめでとうございます。